生産設備・技術

◆全自動エレベーター式静止浴ライン「ラック掛け」「タコ吊り」等とも呼ばれている方法です。

  めっき可能寸法は、
  約1,000mmX450mmX300mm
  です。
 

 

特徴

● 全工程を自動管理しているので、安定した品質を得ることが可能です。
● 製品をひとつずつ吊り下げてめっき処理を行うので、打痕がつきません。
● 小ロット品、あるいは試作品のように1個しかないような場合でもめっき処理が可能です。
● ボルトのように、吊り下げるための穴が無いような製品の場合には、冶具(道具)を工夫することにより対応しています。 

この他にも
● 「良いめっきは、良い前処理から」とも言われるように、丁寧な前処理はめっきにとって欠かすことができません。
  黒皮・溶接焼け・ロウづけ加工品など、前処理が困難とされる製品については、特別に専用ラインを設けて処理を行っています。
● 形状によっては、逆に全自動化されたラインでは処理が難しい製品もございます。
  このような場合には、「手づけ(手作業によるめっき)処理」と呼ばれる方法で対応しています。
● 当社では、ノーシアン(スーパージンケート)タイプのアルカリ性亜鉛めっき浴を使用しています。
  均一電着性が高く、特に3価クロム系処理において美しい外観を得られます。
  また、シアンを使っていないので、人や環境にやさしいめっき浴といえます。